平織
三原組織の一つ。タテ糸とヨコ糸を交互に浮き沈みさせて織る最も単純な織物です。 薄地で張りがあり、織上がった生地の表と裏で同じ見え方になります。
織ネームは織物の中でも、特に細い糸を使い、限られた範囲に密度を高めて織り上げることで作られます。
織り上げ方にはいくつか種類があり、それらはまとめて織り組織と呼ばれます。
織り組織それぞれは、多彩な表現を生み出すための特徴を備えています。
シャトラスでは、お客様のデザインイメージやご要望に合わせて、最適な織り組織をご提案いたします。
三原組織の一つ。タテ糸とヨコ糸を交互に浮き沈みさせて織る最も単純な織物です。 薄地で張りがあり、織上がった生地の表と裏で同じ見え方になります。
三原組織の一つ。タテ糸が表側に多く見える織物で、その構成は5枚、8枚、10枚、12枚など様々なバリエーションがあります。 ほどよい光沢感や、生地の柔らかさが特徴です。 生地の裏面は”裏朱子”と呼ばれる組織になります。
表朱子織の裏側の組織になります。 ヨコ糸が多く表側に見えているのが特徴で、光沢感は少なく、ヨコ糸の色味がより多く反映されます。
三原組織の一つ。糸の交差が斜めの線として現れ畝として見える組織で、構成するタテ糸・ヨコ糸の本数により綾目の傾斜や角度には様々な種類があります。
表面に横畝がある織物です。(※通常、細いタテ糸と太いヨコ糸を使用し、タテ糸の密度をヨコ糸の3~5倍にして織る平織物ですが、織ネームに関しては扱うヨコ糸が細いため通常のグログランとは組織の作りが異なります。)
平織の変化組織の一種。2~4本の糸を引きそろえて織ることで織目がはっきりと見える組織になります。籠のように見えることからバスケット織とも言われます。織ネーム業界では“モロコシ織”とも呼ばれます。
高密度織は、とても細やかな表現が可能な組織です。平織などの一般的な織組織の1cm間の織り密度が約30回~40回程度なのに対して、高密度織は約50回~80回程度の密度でつくられます。密度が高まることにより、小さな文字や複雑なデザインも再現できます。
織り組織ともに重要なのが、素材です。
選ぶ素材の種類や組み合わせによって、より豊かな表現が可能になります。
シャトラスでは、地球環境に配慮した再生素材の導入にも力を入れております。
ご希望の素材がありましたら、是非お気軽にご相談下さい。
「仕上げ加工」は、完成した織りネームの用途に合わせて決定することが一般的です。
シャトラスでは、こちらに掲載している加工法以外にも、
お客様のご要望に合わせた、オーダーメイドな仕上げ加工にも対応いたします。
織ネームの左右や上下の端を折り曲げる加工です。両端を折り曲げているため、生地の切り口が表に出ないのが特徴です。シャツをはじめ、ブラウスなど様々な製品に使用されています。
両端を斜めに折る加工です。特徴的な形状のため、衣類の襟部分に付けることで、衣類を引っ掛けるフックになったり、製品にアクセントを加えられる加工です。
織ネームの左右や上下の端を折り曲げるエンドフォールドを、さらに中央で折り曲げた加⼯です。エンドフォールドと同じく、⽣地の切り口が隠れるので⾼級感のある仕上がりとなります。
織ネームを三つ折に折り曲げる加工です。縫製が終わった製品に後付けする場合に、とても便利です。また、生地の切り口が隠れるので、見た目にも美しく仕上がります。
織ネームを中央で二つに折る加工です。縫い代(生地を縫い合わせるために使われる、余分な生地)を、製品の衿や脇などに挟むようにして縫い付けます。ポーチやバッグ、ハンカチなどの雑貨類に使用されます。
折り曲げずに、熱で切るのみの加⼯です。ネームの周囲を縫製することで取り付けるのが一般的です。